クレジットカード会社の裏側
クレジットカードをうまく使うには、まずクレジットカードを発行するクレジットカード会社を知る事が近道です。利益構造にスポットを当てると以下のとおりです。
- 加盟店からの手数料(売上の0%~数%、業種と売上規模などによって異なる)
- 分割払い、リボ払いの利息(数十%)
- 会員からの年会費(無料~16万円)
- 他のクレジットカード会社からの手数料(?円)
加盟店手数料の加盟店とはお店。クレジットカード会社とお店が加盟店契約を結び、お店でクレジットカードが使えるようになります。加盟店手数料は、売上の数%という形で、お店からクレジットカード会社に支払われます。業種や売上によってパーセントが異なります。加盟店契約争いが激しく、収入としては厳しいようです。
加盟店契約では、この加盟店手数料分をお客様から徴収してはならない。となっています。もし、徴収するお店があれば違反・お店側に指摘してもいいですし、話しが通らない場合は、クレジットカード会社に事情を説明するといいでしょう。ただし、支払いによってポイントの還元率が変わるものは、対象外のようです。
分割払い、リボ払い手数料は、クレジットカード会社が力を入れている収益源です。アイフル、プロミスなどの消費者金融の普及が一因ですが、金融商品取引法の改正に伴い、収益源としては厳しくなりつつあるようです。分割払いは、お客様の支払いを指定した支払い回数に割って、月々支払うものです。リボ払いは月々の支払いが一定です。もし支払い額が一定を上回ると、翌月に繰り越されます。この支払いの際に、年率数十%の手数料も一緒に徴収されます。
クレジットカード会社は、分割払い、リボ払いを使ってもらいたいがために、ポイントを2倍、4倍にするなど、販促活動を行っています。
年会費もクレジットカード会社の収益です。しかし、年会費無料のクレジットカードが普及し、最近収益源としては厳しい状況です。
最近は、団塊の世代ジュニアがゴールドカードの対象年齢に入るため、どこもゴールドカード入会に躍起です。今まで入会資格30歳以上が一般的でしたが、UFJゴールドカードは20歳以上、UCゴールドカード、シティゴールドカードは25歳以上と、年齢制限も緩くなっています。また、ゴールドカードの年会費も低下傾向で、探せば年会費0円のゴールドカードもあるようです。高い年会費を取れるゴールドカードと言えど、高いサービスを維持しつつも、年会費の収入も少ない、厳しい状況と言えます。
一方で、アメリカン・エキスプレスのプラチナカードは年会費8万円、センチュリオンカードは年会費16万円とセレブ(富裕層)向けクレジットカードが発行されています。ゴールドカードの上を行くカードとして、新たなサービスで顧客を開拓していく方向のようです。
最後、クレジットカード会社には、他のクレジットカード会社からの手数料の徴収と言うものがあります。
加盟店は、クレジットカード会社と加盟店契約を結びます。しかし、お客様が使うクレジットカードは、契約したクレジットカード会社のみとは限りません。そこで、契約時に、どのようなクレジットカードでも使えるようにする契約を結びます。アクワイアリングと言います。
加盟店で使われたクレジットカードの売上は、一旦加盟店契約を結んだクレジットカード会社が引き受けます。CAT端末に通したクレジットカードのデータは、他社のクレジットカードとわかったら(カード番号でわかります)、他社へデータを送ります。この際、契約したクレジットカード会社は他社から手数料を徴収できる仕組みです。
加盟店 → クレジットカード会社 → 他のクレジットカード会社
この他にも、請求書へ広告チラシの封入や、通信販売をおこなったりするなどで、お金を稼いでいます。
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