ネットショップ(Eコマース)とソーシャルメディアの融合
最近のニュースサイトは、はてなブックマーク、Buzzurl、Livedoorクリップなど、他社ソーシャルブックマークと連携させているのをよく見かけます。

ソーシャルブックマークは、今までブラウザーに蓄積していたブックマークをインターネット上で公開し、共有しようというサービスです。ホームページのブックマークされた数によって、インターネットユーザーが今何に関心を持っているのか、人気ニュースや人気ブログ記事を発見できる効率性がメリットです。さらにタグ付けというキーワードを付ける事で、あとで興味のあるキーワードで記事を絞ることも可能。検索エンジンの結果がSEO対策に荒れている昨今、注目されている新しいメディアの一つです。
ブロガーが記事にブックマークボタンを設置したのに始まり、IT系ニュースサイトにまで広がり、大きなメディアに採用されてきていました。今年に入ってから Yahoo! Japan でもYahoo!ブックマークを改良し、ソーシャルブックマークが開始されました。この開始に伴い、Yahoo! ニュースに他社のソーシャルブックマークも含めて、ブックマークを登録するボタンが表示されています。
一昔前のYahoo!や楽天は、あらゆるサービスを用意して、顧客の囲い込みをしていましたが、状況が変わりつつあるようです。
ユーザーにとって利便性が高いサービスを提供しよう、もし自社が提供していないなら他社のサービスと連携しよう。顧客指向です。企業側の独りよがりではなく、利用者が普段使っているサービスに歩み寄ったのです。
このような中、ネットショップの分野においても、ソーシャル系サービス(ブックマーク共有、写真共有、動画共有など)が活用しているのか気になります。しかし、まだまだ多くないようです。
ソーシャルブックマークでは、ネットショップのトップページにブックマークボタンを見かけることはあっても、商品ページまで広がっていません。
動画共有は、自社インフラを使わずYouTubeへ掲載してところはありますが、ソーシャルらしい広がりや人気が出たなどといったものは見られません。

例 ユニクロのUNIQLOCK。デザインはすっきり。ユニクロのわりに表示数が少ない。
http://www.uniqlo.jp/uniqlock/detail/shiraki_ayumi.html

例 ネットプライスのETHIQUEキャリバーの商品ページ。動画が枠からはみ出てるぞ。ぉぃぉぃ
http://www.netprice.co.jp/netprice/ranking2/goods/229470/
面白い試みとしてYahoo!検索は、検索結果にブックマーク数が表示されます。検索結果からページを選ぶ際に、参考情報程度には使えそうです。

例 Yahoo!で「1セグドット」を検索した結果、ワンセグドットは37人が登録
ソーシャルブックマークは、検索エンジンに変わり、人力検索に並ぶ新しい情報提供の場として期待しています。が、認知度・普及度は、まだまだ低い。また、タグ付けに対する敷居も高い(そもそもタグって何?っていう感じ)です。
また、ソーシャルブックマークの良さは、コンテンツの目新しさ、面白さ、有益さがあってこそ人気ランキングで盛り上がるもの。単純な商品説明・価格・商品画像が載っている商品ページに、ブックマーク数が増えても盛り上がりは期待できません。
特定のショップに縛られないウィッシュリスト的な使い方として期待も感じますが、コレグーなどの商品系ブックマークはさらにユーザー数が少なさそうで、まだまだ。
ソーシャルブックマークは、Yahoo!ブックマークの登場で、今後認知度が上がるでしょう。
その一方で、質の低下していきます。既にSEOの次の流行として狙われています。悪いプロモーション例がその傾向を示しています。
可能性はありそうだけど、まだまだ模索が必要です。

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