広告に使用した画像のトラブル、クリエイティブ・コモンズの危険性
無料で使える料理のレシピと写真、Open Souce Foodでは、
クリエイティブ・コモンズという新しいライセンスを推奨しました。
完璧など世の中にないように、クリエイティブ・コモンズでもトラブルはあります。
クリエイティブ・コモンズの商用利用可のライセンスで、以下トラブルが発生しています。
flickrの画像を使って広告を作って問題になった事例
http://www.geekpage.jp/blog/?id=2007/7/27
Flickr(フリッカー)は海外で有名な写真共有サイトです。
ある広告会社が、Flickrからクリエイティブ・コモンズで商用利用可の写真を使ってポスターを作りました。
このポスターをFlickrに掲載したところ、写真に写っていた女性がビックリ!
女性の知らないところで掲載されて驚いたんです。
広告を作った側もビックリです。クリエイティブ・コモンズの商用利用可のライセンスだったので、広告に使わせてもらったのです。写真に掲載されていた女性が怒ったのに驚いたんです。
この話しの経緯は、写真を取って掲載した人が、写真に写っていた人に無断でクリエイティブ・コモンズの商用利用可のライセンスで掲載してしまったところにあります。
個人的な見解としては、まだクリエイティブ・コモンズが広く啓蒙もされていない結果で生じた運用の問題でしょう。
今回は、広告に使われてしまった女性には悲しい結果だったかもしれませんが、クリエイティブ・コモンズが悪だったのではありません。あくまで掲載する人、ライセンスを使う人に問題があったのです。
今後、こういうトラブルをいくつか乗り越えて、広く使えるようになるのではないでしょうか。
逆に一つ懸念点として感じていることがあります。
クリエイティブ・コモンズがというか、ソーシャル系の登場により、著作権のとったもの勝ち、著作権を誇示する社会にならなければいいのだが、と考えています。
例えばOpen Souce Foodで、社会的には公知の事実のレシピが、クリエイティブ・コモンズとして広く掲載されることで、いちいち同じレシピをブログに取り上げる際、それを公開した人の著作権表示をしなければならない、なんていう変なことになるのでは、と疑ったのです。
特許と著作権を混同している、私の無知によるものだとは思いますが、早い者勝ち的に公開し合う現象にはなってほしくないな。と思います。
それでは、知的活動をしやすくするという、クリエイティブ・コモンズ本来の趣旨に反するので。
あともう一つ、こういうトラブルを見て思うのは、今起こっている、今後起こりうる情報化社会、IT社会では、より一層弁護士、法律家という職業が求められるのではないか、というものです。
しかも今後の紛争は、国内と国内の問題だけでなく、国内と世界の間で紛争が起こりそう、な気がしてなりません。
クリエイティブ・コモンズのライセンスをWeblogツールで使うことの危険性
http://www.hyuki.com/trans/blogtrap.html

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