IT業界で有名な日本人技術者
いつぞやか、テレビや新聞などで目に付いた「東芝、フラッシュメモリー増産」の記事。一方の視点で読み解いてみます。
フラッシュメモリーは、iPod nano、iPod shuffleなどの携帯オーディオだけでなく、デジカメや携帯電話についているSDカード、メモリースティックなどが使っています。そう考えると、非常に身近なところに存在していることがわかります。
アルミの円盤にN極S極で情報を記憶するハードディスクと異なり、チップ(集積回路)に記憶させています。カラカラ言わない記憶装置です。さらに、電源をオフにしても記憶した内容が消えません。
世界シェアでいくと韓国のサムスンが1位で東芝は2位。東芝は、価格競争でも技術開発でも、厳しい戦いを強いられています。
そんな中、なぜ、東芝がフラッシュメモリにこだわるか。
実はフラッシュメモリ、東芝の技術者が開発した日本発の技術なんです。
舛岡富士雄さんという方が開発しました。Wikipediaによると、今は東北大にいます。
舛岡富士雄 wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%9B%E5%B2%A1%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E9%9B%...
コンピュータ技術は大半が輸入です。メーカーは、IBM、HP、インテル、マイクロソフト、サンマイクロシステムズ等など、有名な企業が多数アメリカでひしめき合っています。技術者の名前で言うとムーア、ヒューレット、パッカード、ビル・ゲイツ、ビル・ジョイと、神とも崇められる技術者が存在し、今も生きている場合もあります。そして、特にソフトウェアは輸入比率が高いモノの一つです。OSはマイクロソフトのWindowsかアップルのOS X。ワープロはマイクロソフトのワード。日本発の名前が挙がってきません。
アメリカの会社が圧倒的なシェアを握っていますが、日本人も意外にがんばっていたりします。
他にも有名どころを上げるとすると、圧縮ソフトLHAを開発した吉崎栄泰さん。
吉崎栄泰 wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E5%B4%8E%E6%A0%84%E6%B3%B0
職業はお医者さんです。
1995年以前はパソコン通信の時代。インターネットもありましたが、広く普及していない時代です。このころはADSLも光ファイバもなく、電話線で通信していました。電話線なので、今のような料金が定額制ではなく従量課金。通信速度も遅く、プログラムや画像ファイルを普通に送受信していたら、とても電話料金が掛かっていました。
LHAはファイルの圧縮率が高く、なおかつ圧縮・解凍時間が早い事が評判で、通信速度が低速な時代に広まりました。多くのパソコン通信ユーザーの電話料金を減らす解決をしてくれました。今やLHAは、アメリカ発のZIPと肩を並べ、世界的に有名な圧縮ソフトになっています。
そして、最近注目されているのが、プログラミング言語Rubyを開発した「まつもとゆきひろ」さん。
まつもとゆきひろ wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%82%E3%81%A8%E3%82%...
オブジェクト指向という概念を取り入れ、開発生産性を高めたプログラミング言語として人気があります。デンマークのプログラマーがRuby on Railsというフレームワーク(サイトを作るのに必要な下地)を開発し、Rubyブームに火を付けました。気軽にサイトが作れるということで海外でも人気です。
ニフティのTimeline、about meはRubyで創られています。
今年5月末、まつもとゆきひろ氏は楽天の技術研究所のフェローに迎えられています。
Chikunai.net



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